自律神経失調症専門今日堂薬局 > 自律神経の病気・病名のご説明 > 胃腸科・その1
No.1 胃炎
No.2 胃十二指腸潰瘍
No.3 潰瘍性大腸炎
No.4 過敏性腸症候群
No.5 吐き気・嘔吐
No.6 拒食症・神経性食欲不振症
No.7 過食症・神経性大食症
No.8 膵臓炎症・急性膵炎・慢性膵炎
|
自律神経失調症と紹介疾患の関係は強く現れます。
やはり、ストレスが原因で胃腸に炎症が起き潰瘍になりやすいのです。
No.1 胃炎
「急激に何らかの原因によって胃の粘膜に炎症が起きること」
急性胃炎の原因は、飲食物や薬、ストレス等がハッキリしている事が多く、その原因を取り除くと回復が早いのが特徴として挙げられているのです。
慢性胃炎は、急性胃炎と同様、胃の粘膜に炎症が起こる事ですが、これらのメカニズムは完全に解明されていません。
アルコールやコーヒーの多飲、煙草の喫煙やストレスなどの要因が長く続くことで起きるものだと考えられていましたが、近年ではいわゆるピロリ菌との関係が強い事が分かってきました。
No.2 胃十二指腸潰瘍
胃・十二指腸潰瘍とは、胃や十二指腸の粘膜を胃液が溶かして、ただれたり、えぐれたりした状態の事です。
胃・十二指腸潰瘍はピロリ菌との関係が深いのですが、自律神経失調症のストレスにより胃・十二指腸の抵抗力が落ちて胃・十二指腸潰瘍になる事も多くあります。
ピロリ菌を除去するのは第一ですが、過度なストレスにならないように生活環境を整える事が大事です。ゆっくり静養する事が必要になります。
No.3 潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜に炎症が起こり、腹痛と下痢を繰り返す症状です。
大腸に起こる慢性の炎症の原因は、近年、食事の欧米化によって増加しているという説もあります。
大腸の粘膜に浅い潰瘍が出来ますが、最初は最下部の直腸にでき、その上のS字結腸から、大腸全体に広がっていきます。
症状は、下痢と腹痛で、便には血液が混じることもあり、食欲不振や吐き気を伴うこともあります。
病気の原因は未だ良く分かっていませんが、ストレスが関係している事は、間違いないようです。
生活上の注意はストレスを避け、食事は野菜・魚・大豆製品が良いと言われています。
No.4 過敏性腸症候群
検査しても原因が見つからない、下痢・便秘・腹痛・粘液が続く症状をいいます。
便秘型・下痢型・便秘と下痢が交互に続くもの・腹痛の後大量の粘液が出るものがあります。
原因はやはり、ストレスとの関係が考えられます。
自律神経失調症の症状に同じような症状が多く見られます。
会議の前・試験の前後・電車に乗る時に下痢の症状を起こすことが多くみられます。
治療は、最大の原因であるストレスを取り、精神的な安定を図るように、心がける。
食事は、やはり野菜を中心に青魚・納豆などが良いと言われます。
No.5 吐き気・嘔吐
吐き気・嘔吐は胃腸の病気・食中毒・風邪の時にも見られる症状です。
神経性の原因で起こることもあり、自律神経失調症の症状の一つにもなります。
嘔吐を何度も繰り返すケース・吐き気だけが続くケース・強い疲労感があり、寝込んでしまうケースもあります。
吐き気・嘔吐だけで腹痛が無いケース・下痢便秘は無いケースもあります。
検査により、身体の異常が無い事を確かめた上で、心理的な原因である事を確認した上で、精神的な原因の場合、ストレスを取り除くために、病人に溜まった不満や緊張を軽減する必要があります。
No.6 拒食症・神経性食欲不振症
拒食症は、アメリカの女性フォーク歌手カーペンターズのカレンで有名ですが、摂食障害には過食症と拒食症の二つがあります。
痩せればスレンダーになり、綺麗になる。女性としての価値が高まる。
太る事に恐怖感を覚えて、痩せる事に強い執着心を持ってしまう。
食べる事に嫌悪感を抱き、食べる事を拒否してしまう。
何でも徹底的にやらないと気が済まない。食べたくても、食べられない。
食べなくてはいけないという気持ちはあっても、食べてはいけないという強い意志が食べる事を止めさせてしまいます。痩せた事による満足感が拒食を継続させます。
摂食障害は、拒食症も過食症と同じく家庭的な原因が絡んでくることが多く、家族の協力が必要です。家族との話し合い、意思疎通、気持ちを通じ合う事が大事です。
カーペンターズのカレンの場合も家庭的な事が原因で母親との確執だと言われています。
No.7 過食症・神経性大食症
精神的なストレスから逃れる為、やけ食い、気晴らしの大食い、精神的な満足感を得る為の大食いはダイエットの反動で起こります。
大食いと拒食を繰り返す事も多く、大食いした後に嘔吐して出したりします。
大食いしたことを後悔して、嘔吐する、過食嘔吐を繰り返す人もいます。
過食と絶食を繰り返す。下剤を使うなどを繰り返します。
拒食症と同じく、家庭的な協力が不可欠です。
No.8 膵臓炎症・急性膵炎・慢性膵炎
すい臓が委縮して硬くなり、すい液の分泌が悪くなる病気です。
原因は、ストレス・食事・お酒の飲み過ぎなどがあります。
急性膵炎を繰り返すうち、慢性になる場合と、最初から慢性症状が出ることがあります。
症状は、みぞおちや背中・腰の痛み・食欲不振・嘔吐などが見られます。
肉類脂物を食べると、消化できず、油状に浮いて排泄されることもあります。
治療は食事療法が中心です。
脂質の多い油物をできるだけ避け、菜食を中心にして飲酒は止めることが大事です。
暴飲暴食をしないことが基本になります。
|
|
|
|
|
|
■ |
自律神経失調症についての質問・ご相談(ご相談は無料です) |
|
|
|
|
ご自分で自律神経失調症をチェックすることが出来ます。どの程度当てはまるか、自己チェックをしてみてください。
メールによる漢方相談を受け付けています。
あなたの症状・体質・病歴・原因などをご記入いただくことで、あなたのお悩み・ご相談にメールでお答えいたします。
自律神経失調症や漢方、その他いろんな病気などについて、あなたが疑問に感じたこと、お悩みのことにお答えします。どのようなささいなことでも丁寧にお答えします。お気軽にご相談ください。
お子様の心の悩みにも漢方薬は有効です。是非ご相談ください。
電話・FAXでの相談も受け付けております。お気軽にご相談ください。
お手紙/郵送
お手紙・郵送による相談・問診も受け付けています。



|